2005年 08月 23日
壁を登るセスジスズメ幼虫
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佐紀の古い町並みを歩いていて、民家の壁を登るセスジスズメの幼虫を見つけた。
この幼虫はヤブガラシなどの葉を食べて育つはずなのだが、何故こんなところにいたのだろうか?
アゲハチョウの幼虫などは、蛹になるための場所を探してかなり移動するらしいのだが、このセスジスズメの幼虫はまだ終齢ではないので蛹になるにはまだ早いし、なにより蛹には土の中でなるらしい。
やはり、単に道に迷ってしまったのだろうか。
または、食草が減ってきたのでやむなく移動しているのだろうか。
いずれにせよ、炎天下である上に、この地域は野鳥も多い。
この幼虫が無事に生き延びることはかなり厳しいのだろう。
by rydenx
| 2005-08-23 19:28
| 蟲